平成27年9月30日から10月2日にかけて西光寺寺子屋活動の一環として、高野山と熊野三社詣りを行いました。
総勢16名の参加を得て早朝から大部発フェリーに乗り込み、山陽道～中国道～吹田JCT～近畿道～阪和道～京奈和道を通って高野山へ。
高野山へ登るにも昔と違ってバイパスやトンネルが出来て大分早く登れるようになりました。
高野山では、先ず大姉教会で授戒を受け、次いで奥の院を参拝しました。中の橋の駐車場に戻った頃には五時頃となり、土産物屋によって宿坊の総持院さんへと向かいました。
お出迎えをしていただき、大変美味しい精進料理を小僧さんにお世話いただきながら饗しました。
小僧さんは、小豆島の寺院のご子息や関係者のお子さんで頑張っている姿が初々しかったです。
食後、総持院ご住職の部屋で歓談させていただきました。
ご住職は、大学で常用経典の講義をもたれているので理趣経や唯識の見識深く、私ももうひとがんばりせねばとの思いを致しました。
翌朝6時から勤行を務め、予定であった結縁潅頂が初日がお練りがあるので11時からということをネット上では告知がなく、時間の都合上、金剛峯寺だけ内拝し熊野古道めぐりへと向かいました。
三軒茶屋から熊野本宮までの古道を13名で1時間ほどかけてゆっくりと歩きました。
静寂の古道。世界遺産に登録されているのでトイレや標識、道などはしっかり整っておりました。本宮では雨に遭いましたが、速玉社に着く頃には止んでおりました。
南紀勝浦の宿泊施設に泊まり、温泉を満喫し、翌日、一番で那智大社を参詣。
階段に辟易しながらも登り終えた達成感もあって、皆さん帰りの参道では多くのお土産を買ってお帰りでした。
和歌山のとれとれ市場で昼食をとりましたが、数年ぶりに寄ったところ一大レジャー施設になっておりました。
来たコースを戻り、島に着く頃には夜の帳もすっかりおりておりました。
無事に参拝を終えることをお大師さまに感謝し、次はどこが良いかと皆さんにお聞きすると、北海道三十三観音、台湾三十三観音などが上がっておりました。
10月下旬には台湾三十三観音の下見へ行く予定であり、11月中旬にはインドへ行く予定となっております。
インド観光を兼ねた研修旅行はまだ参加者を募集しておりますので興味のおありの方はご連絡下さい。
